
〔1975年/日本〕
原宿でデザイナーの見習いをしている、
靖子(山口いずみ)は、
ひょんなことから、五郎(神有介)と出会った。
北海道・襟裳岬出身の五郎は、
同郷の親友・田口(夏夕介)とルームシェアしながら、
真面目に働く青年。
靖子と五郎は、
デートを重ねるうちに愛し合うようになる。
しかし、ある日、
待ち合わせの喫茶店に五郎が現れず、
彼のアパートに行った靖子は・・・。
森進一さんのヒット曲「襟裳岬」を
主題歌にした映画。
「襟裳岬」の歌は嫌いじゃないけど、
ちょっとイメージしていた内容と、
違っていた(笑)。
私はてっきり、
物語は、
「襟裳岬」の歌詞の内容みたいに、
かの地で暮らす人々の、
厳しくとも暖かい生活を描いたものだと
勝手に思っていたから。
実際の襟裳岬が出てくるのは、
ラスト20分くらい(笑)。
あとは、ずっと、
東京での、
恋愛の話が進行してゆく。
平凡で、どこにでもある、
都会の片隅の男女の出会いの物語。
ただ、途中で、
「え!? そうくるの?」という出来事があり、
それがきっかけで、
山口いずみさんは、襟裳岬に行くことになるのだけれど。
森進一さんが突然出てきて、
「襟裳岬」を歌い出す場面がある。
今回、
歌詞をじっくり聞いてみましたが、
いい曲ですね。
特に、
「わけのわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから」
の部分が、あぁ、いいなぁって。
そうだ、人生の時間は短い。
悲しい事、辛い事を、
いつまでも考えているのは時間がもったいない。
楽しい事だけ考えて行こうと、
あらためて、心に決めた瞬間。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
angie17
大昔、私が学生でロンドンに住んでいた時に、
山口いずみさんの、歳の離れた妹さんと出会いました。
お姉さんがおセレブな女優さんだと、
『そんな事があるんだ~?』という話を聞いた覚えがあります。
これをご本人が読む確率は99%無いと思うので、書きました(笑)
sana
森進一だったのですね。
そして、意外と、襟裳岬のシーンは、少なかった~と。ちょい残念?
襟裳岬、わけのわからないことで… いい歌詞ですね。沁みます。
いろは
襟裳岬の映画は観ませんでしたが、
この歌は好きです。
演歌歌手の森進一さんが歌って、新鮮な感覚を覚えました。
いい曲ですよね♪
HOTCOOL
かずい
襟裳岬も様似までの鉄道が廃線になるなど、孤高な岬って感じになりましたね。
わたし
当然このタイトルで映画だったら実花さんみたいに、襟裳岬で生きている人の物語を想像してしまいます。曲が売れたので便乗映画で、こういうのって、昔よくありました(-_-)
そして、映画の中で突然、ストーリーに関係なく歌手本人がでてきて歌いだしますね
Rinko
藤圭子さんの時もそうでしたが、あの時代はより有名な方がポスターの中央を飾っていたのかもしれませんね。
「わけのわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから」
そうだ。そうだ。私も「わけのわからないこと」に惑わされず、進んでいきます( `ー´)ノ
ミケシマ
ほんと、そうですね。
わけわからんことで悩むのは、もうやめよう(^-^)
kiyotan
何もないところでした。
春ではなく夏ですが。。
starwars2015
大自然を歌った歌ではないんですね。
tommy88
今は年輪を刻んでいますが、当初は若造の歌碑でした。
ヒットに乗じてアメリカでも発売となりました。
歌うは、え、もちろん? 坂本九でした。
ガッカリしていたらオールナイトニッポンで吉田拓郎が言ってました。
これは有名人ではなく、あの森進一の声で歌って欲しかったと。
九ちゃんは好きでしたが、彼が綺麗にまとめてはいけない。
森進一の声で勝負してほしかったと今でも思っています。
襟裳岬、作詞は岡本おさみです。
この頃の吉田拓郎は彼の作詞と組むことが多かったです。
私が北海道に足を運び始めた頃です。
周遊券で道内を巡るうちに、北海道に住みたいと願ったものでした。
北海道を周遊するうちに、異常なほどの人の温かさを知っていきます。
私の「ワル」のメッキも剥がれていくのでした。
青山さんのような都会人に必要な「何もない」があります。
汚れようのない空気と冷たい風が待ち受けています。
帰りには乗馬をしてきてください。楽しいですよ。
ムサシママ
自分がしてきたことの総括は?
これからいかに生きるか?そしてどのような最期を迎えるか?
等などを考えるよりも呑気に生きる方が長生きができそうです
リンさん
歌うところしか出てこないのに?
襟裳岬の歌詞は、私も好きです。
裏・市長
聞いてください、「おふくろさん」
思えば、僕が勝手にナレーションをつけて
歌っていたところ、妙な爺さんにケチつけられて
完全無視しておりましたら、なんでもその爺ぃが、
権力のあるジジィだったみたいで。
慌てて、北海道のもなかを持参して、
謝罪に伺いましたが、会ってもくれずに。
とんでもねぇジジイだなと思っておりましたら、
ボクのお百度参りが効いたんでしょうか。
いきなりおっ死にやがりまして・・・。
正直、助かりました。
今日も歌います「おふくろさん」
勝手に自作のナレーションをつけて・・・。
聞いてください・・・。
そりゃあ、嫁も逃げるで。
SSブログがなくなって、
青山実花さんもどこかに夜逃げするのでしょう?
その際、過去の記事を移動させると思うのですが、
申し訳ありません。
私のコメントだけはここに置いていって下さい。
誹謗中傷、人の悪口、陰口オンパレードですので、
公開され続けますと、私が訴えられて後悔する事に。