
〔1960年/日本〕
テレビディレクターの半沢明人(本郷功次郎)は、
自分の番組に出演してくれた、
スチュワーデスの森砂江子(叶順子)と、
互いに惹かれ合う。
ところが、
砂江子に惚れている、
進藤コンツェルンのドラ息子・恭次郎(川崎敬三)が、
砂江子の飲み物に薬物を入れ、
意識を失った彼女を凌辱する。
絶望した砂江子は、
明人に別れを告げ、
恭次郎に復讐するため、
進藤コンツェルンに入社し・・・。
松尾和子さんの、
「誰よりも君を愛す」という歌を主題歌にした映画。
観ていて、
不快な気分にしかならない。
川崎敬三さん演じる、恭次郎という男、
こやつは、
同じ言葉を話す人間とは思えん。
ものの考え方が異常で、
何を話しても通じはしない。
こういう輩は、
こんな人間この世に存在しない、というくらい、
100%無視するしかないように思う。
相手にすればするだけ、
調子に乗る。
ヤキモキしながら観ていると、
案の定、
辛い目にあってしまう叶さん。
その後、
叶さんは、復讐するというのだけれど、
えー!
恭次郎の父の秘書になるだぁ!?
そんな悠長な。
こんな男に近づいたって、
また危険な目に遭うだけじゃないか・・・
・・・って、
私も、たかがこんな古い映画に、
そんなに力入れなくても(笑)。
で、結局、
恭次郎は、
復讐される。
でも、それは、叶さんの手によって、
ではなく、
彼が弄んだ、
多数の女の中の一人から、
ナイフで刺されるという方法で。
叶さんは、全く、1ミリも、
自分の手を汚さず、
明人の元へ。
あれほど復讐を誓っていたのは、
一体なんだったのか(笑)。
ただ、この映画、
これで終わりではない。
このあと、
「誰よりも誰よりも君を愛す」
というタイトルの続編がある。
「誰よりも」が2倍よ(笑)。
すぐ、取り掛かるつもり。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
わたし
松尾和子さんの曲で1曲だけとても好きな曲がありました。「再開」という曲です。
その曲を聞くといまだになぜか、ジーンとします。
刑務所に入った恋人を待つ歌で、わたしはそんな経験もないんですが(*_*;
トモミ
よしあき・ギャラリー
sana
青山実花
コメントありがとうございます。
松尾和子さん、youtubeで見てみました。
めちゃめちゃ大人ですね。
今、あの色気があるタレントさんはいませんね。
それから、「再会」の歌詞も検索してみました。
「監獄」という単語が入っているのも、
今の歌では考えられない事ですね。
昭和歌謡っていいですね。
青山実花
コメントありがとうございます。
50年代60年代の映画は、
トンデモ内容なものが多くて、
好んで観ています^^
青山実花
コメントありがとうございます。
こんな与太ブログでも、
楽しんでいただけたなら嬉しいです^^
青山実花
コメントありがとうございます。
リアルの私を知っているかたなら
分かると思うのですが、
普段から何かを見ると、
茶化さずにはいられない性分で^^;
くだらない事ばかり書いてすみません^^;
mitu
kiyo
残念な話ですが、その後、今も健在で、長生きはされているようです。
面白いものです。
青山実花
コメントありがとうございます。
本当にアホでお恥ずかしい限りです^^;
もう少し真っ当な大人になりたいです^^;
青山実花
コメントありがとうございます。
叶順子さんは、
京マチ子さん、若尾文子さん、山本富士子さんに次ぐ、
次世代の大映スターとして期待されていたようですが、
若いうちに引退されたようですね。
勿体ない気もしますが、
今、お元気にされているなら、
ファンとしては安心です^^
tommy88
と青山様がお怒りの設定、韓国ドラマでは普通にあります。
おそらく見ている側の感情を逆なでするのが手法かもしれません。
最近はやりの「伏線回収」だけの軽薄さと似たようなものかも。
忠臣蔵の発想なのかしらね。
力づくで女性を支配するのって知的ではないと思っています。
アタックして振られてを繰り返して生きてきましたが、力づくはなし。
そういうので満たされる野郎にはなりたくなかったから、それで良し。
青山実花
コメントありがとうございます。
韓国のかたが、
わざと神経を逆撫でするドラマを作るのか、
それとも無自覚なのか。
無自覚なら怖ろしいです。
心が伴わない行為の何が楽しいのかと思いますが、
一部、それでもいいと思う人がいるようですね。
お友達だからと、
告訴を取り下げてもらえた人もいますしね。
裏・市長
「誰よりも君を愛す」
実はボクも見たんですよ、DVDを借りて。
いや~、驚きました。
こんなご都合主義のストーリーがあるでしょうか?!
まさに「大映ドラマ」の原点とも言える、
次から次へと不幸が訪れる、つるべ打ちでした。
誰だよ、この映画の脚本は・・・、
どうせトーシローがアルバイトの片手間に書いたんだろ?
と、クレジットを見ていると・・・、
「川 内 康 範」!!!!!!!!
あぁっ!!あの大先生が!!
とても素晴らしい映画でした!
私は感動しました!!
よくもまぁ、このような物語が紡げるものです。
ここまで完璧な構成の作品は見たことがありません!
本作は後世に語り継がれる永遠の名作でしょう!!
え?「誰よりも誰よりも君を愛す」という
続編が存在するのですか?
それはちゃんとした日本の映画でしょうね?
中国か韓国のパクリ・・・いえ、
オマージュ的なものではないでしょうね?
「のんびり。」によく似た
エセサイト「にせ・のんびり。」とかいうのが
あるように・・・。あれには私も呆れているんです。
青山実花
コメントありがとうございます。
え!
裏・市長さんもご覧になったのですか?
こんな古くて、
誰も覚えていないような映画を。
DVDを借りたって、
こんなもん、持ってる人がいるんですか?
随分変わった人ですね。
それを借りる裏・市長さんも、
どうかと思いますが。
川内康範センセーは、
なにか、Sの気でもあるのでしょうか。
なぜこんなにも、叶順子さんをいじめるのでしょうか。
それとも、逆に、Mっ気があって、
自分がいじめられたいという願望を、
叶順子に託しているのでしょうか。
そうですよ、
この映画には続編がございます。
観たいんですか?
どうしても観たいんですか?
わたくし、たまたまDVDを持っているかたを
知っているのですが、
頼んで借りて差し上げましょうか?
あ、でも、裏・市長さんの連絡先を知らないんでしたわ。
残念ですわね。