〔1959年/日本〕
料理屋白藤の次男・佐助と、
武蔵屋の娘・お妙の、
婚約披露の宴が催されている中を、
奉行所の同心たちが踏み込み、
佐助を泥棒の罪でしょっ引く。
佐助が、海産問屋の能登屋に忍び込み、
家宝の香炉を盗んだというのだ。
佐助は無実を訴え、
佐助の兄夫婦・清吉とおえんも、
その言葉を信じるが、
使用人の源七が、
佐助の部屋で、盗まれた香炉を見つける。
盗みが事実とあっては、
家名に傷が付く。
そう考えた清吉とおえんは、
事実を知っている源七を毒殺し、
その遺体を井戸に投げ込んだ。
ところが、その後、
おかしな事ばかりが起こる。
井戸の中から遺体が消え、
源七からだという、手紙が届き、
おえんが蛇に襲われ・・・。
57分の短い映画だけど、
中々面白い。
弟が、泥棒の疑いで捕まり、
動かぬ証拠を見つけた使用人が、
口封じのために、
兄夫婦に殺される。
この殺し、
主導権を握っているのは、
どちらかというと、兄嫁の方で、
兄は、及び腰に見える。
私も思った。
何も、使用人を殺すまでしなくたって、
固く口止めすれば済む事じゃないか、
なんなら、ある程度の金子でもはずんで。
源七だって、
自分から、
「決して口外はしません」と言っているのだし。
でも、おえんは殺しを選ぶ。
彼女は、芸者から白藤の嫁におさまった女で、
そんな事で白藤が没落するなど、
あってはならないのだ。
で、計画通り、源七は死ぬんだけど、
兄は、元々、気がすすまなかった事もあって、
罪の意識に苛まれる。
だから、
遺体がなくなったり、
源七から手紙が届いたりすると、
幽霊か？
はたまた、蘇生したのか？と、
重いノイローゼに。
その後の展開は・・・
怖い怖い(笑)。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
英ちゃん
まぁ、誰かを殺さないと映画が面白くならないからね(;^ω^)
青山実花
コメントありがとうございます。
本当に青蛇だらけの風呂があったら、
ゾッとしますね＾＾；
mitu
怖いと言えば、先日読み終えた「小泉八雲集」怖かったです
怖いながらも、幽霊とか木の精とか神秘的な話は嫌いじゃないです＾＾
Rinko
注文した「エゴイスト」の本は、先日娘の部屋探しで彼の地へ飛んだ時のお供をしてくれて、その時に読了！
今度は映画を見たいと思っています(^。^)
青山実花
コメントありがとうございます。
「小泉八雲集」いいですね＾＾
幻想的なお話し、
私も好きです＾＾
青山実花
コメントありがとうございます。
「エゴイスト」読まれたのですね＾＾
ありがとうございます＾＾
映画、観ました。
めちゃリアルで、
本の感想とちょっと気持ちが変化しましたよ。
Rinkoさんにもぜひ観てほしいです＾＾
tommy88
でも、自分の人生では縁がないと確信しています。
かつて殺意を抱いたこともあります。
しかし実行しないのは自分が小胆者だから。
気が弱くて追い詰められての殺人もあるのに。
それを実行してこなかったのは強運だからでしょうか。
青山実花
コメントありがとうございます。
殺意を抱く。
あります、何度も。
絶対バレない方法はないかと、
脳内で、シミュレーションした事もあります。
なぜ実行しなかったのか。
ムショに入るのが嫌だから。
デスノートがあったら名前を書くと思います＾＾；
裏・市長
どれかひとつを選びなさい。
1 青蛇風呂（生きている青蛇が浴槽に328匹）
2 毒蛇風呂（101匹のうち、毒蛇が4匹）
3 裏・市長風呂（裏・市長さんがひとり、ただし全裸）
もう、この選択肢ですと、答えはひとつですね。
南青山通りを歩くヤマンバギャル50人に
アンケートを取ったところ、すべてのチョベリグな
ヤマンバギャルが迷わず3番を選んだと言う
データが手元にあります。
私もこの中ですと、3番かなぁ・・・。
さぁ！青山実花さんも迷うことなくお選びください！
ゴーゴー！ヘブン！
青山実花
コメントありがとうございます。
そうですね、この中なら26番ですかね。
26 ペニンシュラ香港のスイートルーム風呂（一人で入る）
それが駄目なら82番の、
82 ニューヨークプラザホテルのジャグジー（一人で入る）
ですかね。
一番イヤなのは3番です。
裏・市長さんは3番ですか。
では、ぜひ実践なさってくださいね。
そして、その際は、
お写真をブログにアップしてくださるよう、
お願いいたします。