『ありがとう 魚屋編』

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先日から見ている、昭和のドラマ、「ありがとう」の、

「婦人警官編」 ⇒ https://aomikamica.seesaa.net/article/2020-08-01.html
「看護婦編」  ⇒ https://aomikamica.seesaa.net/article/2020-08-25.html

に続き、「魚屋編」を見終わった。


もう何度目か分からないくらい見ているけれど、
何度見ても面白い。
毎話、声をあげて笑ってしまう。


この「魚屋編」、
水前寺清子さんと、山岡久乃さんの母娘コンビは同じなのだけれど、
キャラクターが、前の二作とは大きく違っている。


前の二作は、山岡久乃さんは大変に厳しいお母さんで、
水前寺さんは、
「お母ちゃんお母ちゃん」と、
常に山岡さんに頼っているような娘だった。


でも、本作は、
山岡さんは、どこか間の抜けている、
うっかり母さんで、
その分、水前寺さんはめっちゃしっかりしている。
水前寺さんの方が、山岡さんと支えている。


それから、もう一つ、
大きな違いは、
前二作では、この母娘に、
男性の影など微塵もなかったのに、
山岡さんに、途中で恋人ができて再婚、
そして、水前寺さんには、
しつこくプロポーズしてくる幼馴染の前田吟さんがいるのだ。


前二作では、
水前寺さんは、相手役の石坂浩二さんの女性問題に、
ヤキモキさせられる事が多かったけれど、
本作では、石坂さんが前田吟さんの存在にイライラしている(笑)。


で、本作で、一番強烈なキャラなのが、
見た事のあるかたなら、ご存じだと思うのですが、
園佳也子さん。


園さんは、悪い人ではないのだけれど、
とにかく、クセが強すぎて、
「四軒市場」の皆様から、
ちょっと疎んじられている存在なのだ。


「四軒市場」とは、
水前寺さんの魚屋さん、
石坂さんの八百屋さん、
園さんの酒屋さん、
そして、
佐野浅夫さんの肉屋さんで成り立っている商店街。


で、すごいのが、
この四軒市場の、息子、娘たちが、
全員、結婚相手を四軒の中で調達してしまう事だ(笑)。


あとは、児玉清さんの焼き鳥屋、
長山藍子さんの荒物屋が近所にあって、
皆さん、お年頃なので、恋愛問題花盛り(笑)。


なんだか、言いたい事の100分の1も書けていない気がして
もどかしい。
なにせ53話もあるので、
面白エピソード多すぎで、
本気で書くなら、1話毎に書かなくては駄目な気がする(笑)。


「ありがとう」で画像検索していたら、
 ↓
のような写真が落ちていた。

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現在もご存命の、
出演者の皆様のお写真を集めた画像だと思うのだけれど、
どうでしょう、
「ありがとう2020」というのを製作するというのは。


皆さん、孫どころか、
曾孫、玄孫までいるという設定で。
TBSさん、
再放送が無理なら、
そちらの方向で、ご検討願えないでしょうか。

この記事へのコメント

  • ヤマカゼ

    水前寺さんの手拭いハチマキ似合いますね。
    ドラマといえば終わったのですが妖怪シェアハウスをみていました。非現実なのが心が落ち着く感じ。大倉孝二さんの面白い演技が良かったです。
    2020年09月25日 12:50
  • 向日葵

    なんとも懐かしいですねぇぇ。。
    全部リアルタイムに見ていました。
    まだTVがお茶の間の真ん中にあった時代。
    父も母もワタクシも弟も、家族総出で診ていましたよ。
    2020年09月26日 02:27
  • mio

    ついに出た、ありがとう魚屋編(≧∇≦)やっぱり
    これが一番おもしろいですよね。わたしが一番
    強烈に覚えているのは2階にいる愛(ラブちゃん)
    を階段の下から「ラブ~」って呼ぶシーン。ラブ
    ってー。なにか事情があって再放送できないんで
    すか?ありがとう2020は渡鬼になってしまうよう
    な気もします(笑)あ、でもありがとうにピン子は
    出てないか。
    2020年09月26日 15:02
  • 青山実花

    ヤマカゼさん
    コメントありがとうございます。

    ボーイッシュで元気な水前寺さんは、
    こういったスタイルがよく似合いますね^^

    「妖怪シェアハウス」というドラマは、
    タイトルだけは知っています。
    面白そうですね^^
    現実を忘れて、没頭できるドラマはいいですね^^
    2020年09月26日 20:49
  • 青山実花

    向日葵さん
    コメントありがとうございます。

    リアルでの放送は、
    夜8時からだったようですね。
    それくらいの時間なら、
    子供さんでも見られるし、
    ご家族で楽しめたのでしょうね^^
    2020年09月26日 20:50
  • 青山実花

    mioさん
    コメントありがとうございます。

    本当にこのシリーズは面白いですよね^^
    ドラマ史上最高の視聴率というのも分かります^^

    「ありがとう」は最近でもBSで再放送されているようですが、
    地上波での再放送はないですねぇ。
    私が見ているのは、1991年に録画したものなのですが、
    セリフが時々、一瞬消える事があって、
    前後の流れからすると、
    「つんぼ」「びっこ」「チョン」「乞食」「かたわ」「きちがい」
    などの言葉が消されているようです。
    リアル放送の頃は、それでOKだったのですから、
    別に良いと思うのですが。

    スガ子の話はどうにも色気がなくて
    男女の恋愛が素敵に描けないので、
    どうか「ありがとう2020」の脚本は、
    平岩弓枝様にお願いしたいですね^^
    2020年09月26日 20:51
  • 英ちゃん

    「ありがとう」は、見た事ありません(゚□゚)
    坂上忍も出演してたんだね。
    2020年09月27日 00:53
  • 青山実花

    英ちゃんさん
    コメントありがとうございます。

    「ありがとう」の坂上忍さんは、
    まだ5歳ほどで、
    それはもう、抱きしめたくなるくらい
    可愛い子です^^
    なんであんなオッサンになっちまったんだか^^;
    2020年09月27日 19:46
  • 裏・市長

    「ありがとう2020」。
    強烈なまでに収録時間が長くかかりそう…。
    だって、皆さんご高齢でセリフ、覚えられないでしょう。

    で、放送期間中に亡くなる人も出そう。
    「やすらぎの郷」みたいに。

    「ありがとう」はなぜかDVDにもなってないよな!。
    「時間ですよ」の第1シリーズもまだだが…。
    放送当時は最高視聴率記録!なんて言われても、
    放送から40年、50年経つとやはり時代の流れか、
    埋もれたまんまにされてしまう…。

    当時、リアルタイムで見てた人々が
    もう鬼籍に入る年代になってしまっている…。
    もう20年早く、商品化すればほどほどに
    売れただろうに、商品化のタイミングはむずかしいね。

    そうですね、新作の脚本は平岩弓枝先生に…って、
    死んでるよ!おい!。児島だよ!!。
    2020年10月01日 23:12
  • 青山実花

    裏・市長さん
    コメントありがとうございます。

    裏・市長さん、あなた、酷すぎやしませんか。
    ご高齢の方を馬鹿になさっているのですか?

    セリフが覚えられないとか、
    途中で死んじゃうとか。

    しかも、平岩弓枝様を死んでいるだなんて、
    先生は生きておられますよ。

    スガ子なんかと違って、
    ガツガツしていませんもの。
    素敵な老後を楽しんでおいでです。

    弓枝様は、きちんと男女が描けるところが大好きです。
    すごく色っぽい。
    何かドラマを書いてほしいです。
    2020年10月17日 20:32