
〔2019年/日本〕
女子大生の明日香(辻美優)は、
友人から、
フィリピンにボランティアに行かないか、と誘われる。
気乗りがせず、断るも、
「素敵な出会いがあるかも」
「就職にも有利」などと説得され、
渋々、承知する。
ところが、当日、友人がインフルエンザで渡航不可能に。
仕方なく、一人で、
マニラから300キロ南にある村・パンダンに行った明日香は、
ボランティアのリーダー・岩田(赤井英和)の指導の下、
地面に、水道を引くための穴を掘る作業をする事に。
パンダンには水道がなく、
人々は、濁って、塩分含んだ水を飲むしかない。
明日香のホームステイ先の、
10歳ほどの少女・アミーは、
その水のせいで、腎臓病を患っている。
アミーとすっかり仲良しになった明日香は、
活動に力が入るようになり・・・。
試写会で観た。
フィリピンの貧しい村に、
水道を引くために、
一生懸命になる女子大生の物語。
観ていて、気持ちがいい。
なぜだろう、と考えてみたら、
気乗りがしないまま、パンダンの地にやって来た、
主人公の明日香だけど、
穴を掘る作業を、
一度でも、
「手が汚れる」とか、
「服が汚れる」とか、
「日に焼ける」とか、
「疲れた」とか、
言わないからだと気が付いた。
たとえ不本意であっても、
一度やると決めたからには、
不平不満を言わない。
そんな姿勢がいいし、
私も見習いたいところだ。
明日香は、このプロジェクトに最後まで関わっていたいと
思うようになり、
その後、何度もフィリピンに通うようになる。
私が、このようなボランティアに携わることは、
おそらく一生ないだろうけど、
明日香の気持ちは、理解できる。
少しでも、工事に関わった人なら、
水道が完成した瞬間の達成感は、
何にも代えがたいし、
その場に立ち会いたい、
と思うのが人情なのではないだろうか。
上映前に、
赤井英和さん、辻美優さん、目黒啓太監督による
舞台挨拶があった。

辻さんは、アニー役の少女と、
折り紙を介して、
交流を深めたり、
赤井さんは、
現地のエキストラの方の親切に感動したなどの
お話しをされ、
和やかな舞台挨拶だった。
辻さんがとっても綺麗で、
ブルーグリーンのワンピースが、
似合っていて、素敵。
赤井さんが、
普通のおじさんみたいに、
緊張しながらお話しされているのも、
面白かった。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
裏・市長
「セカイチチオイシイ水 マロンパンティの涙」。
実はボクも観たんですよ。
青山実花さんはどこでご覧になられたのでしょうか?。
え?関東のほうですか?。
ボクは大和高田スーパーシティーシネマシマネです。
同じように舞台挨拶もあったのですね。
まったく同じメンツでした。
え?9月10日に観た?。
おかしいじゃないですか。
ボクも9月の10日でしたよ。
あぁ、時間が違うんですね。ボクは夜の部でした。
え?夜だった?。
おかしいじゃないですか。
すると、赤井英和さん、辻美優さんらが2人ずつ
存在することになりますよ?!。
…あ!すいません!青山実花さん、
ワタシが間違っていました!。
今、よくよく映画館から来た果たし状を読んでみると、
「青井秀和、迂美優」と書いてあります。
映画のタイトルも微妙に違ってますね。
大変失礼しました。
どうやら関西特有のまがいもの、パチモン、
にせもの、にせ・のんびり。のようです。
疑ってしまって本当にすいませんでした。
青山実花
コメントありがとうございます。
あ、バレました?
わたくしも、
この映画の試写会は、
大和高田スーパーシティーシネマシマネで観たんですよ。
試写会の招待状が来た時、
開催地が大和高田市になっていたのです。
折角の招待を、捨ててしまっては勿体ないですからね、
すぐ新幹線とホテルの予約をしたのでございます。
だから、裏・市長さんが見た赤井英和さんと、
わたくしが見た赤井英和さんとは、
同一人物なのですよ。
赤井さんが、この世に2人存在するなんて、
有り得ません。
それは、ディズニーランドにおける、
ミッキーマウスと同じです。
ミッキーは世界に1人しかいないんです。
ミッキーは、アメリカのディズニーランドでショーが終わると、
急いで飛行機に乗って、日本にやって来て、
パレードに出るんです。
で、それが終わると、また急いで飛行機に乗って、
香港ディズニーに行くんです。
忙しいったらありゃしないんです。