
〔1965年/日本〕
証券会社に勤務していた瀬川(田宮二郎)は、
莫大な負債を作ってしまったせいで、
会社を辞め、
今は小さな商社のセールスマンをしている。
ある日、社長の沢井が、
瀬川に産業スパイをしないかと持ち掛けてくる。
それは、七洋化学の新製品の秘密を探り出すという任務なのだが、
七洋化学といえば、
常務の荻野は、
昔、瀬川の恋人を奪った男ではないか。
スパイ活動を開始し、
荻野の家に入り込む事に成功した瀬川だが、
ある日、荻野が殺され、
彼に殺人の嫌疑が掛かってしまう・・・。
大映祭で、立て続けに、
田宮二郎さんの映画ばかり観ていたけれど、
なんだか、どれもこれも
似たようなお話ばかりのイメージ。
いつも、田宮さんが、
なんらかの犯罪に巻き込まれるというのが、殆ど。
田宮さんは善人では決してないけれど、
でも極悪人でもないという役ばかり。
それが彼のイメージなのだろうか。
でも、本作はちょっと面白い。
産業スパイ云々より、
昔、深く愛し合っていた恋人を奪われた男が、
奪った男の家を訪ねていくシーンなんか、
めっちゃ私の好きそうな展開ではないか(笑)。
玄関先で、
田宮さんを出迎える元恋人は、
大変に気まずいような、
どうしていいか分からないような表情を浮かべる。
彼女は、田宮さんを嫌いで別れたわけではないのだ。
うーん、面白い(笑)。
その後、彼女の夫は殺される。
B級映画みたいな展開を楽しんだ。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
旅爺さん
昔の映画って皆素晴らしいのが多かったですね。懐かしいです。
裏・市長
おかげでオレは日々、散々な目にあっている。
ブログ事務局からは注意どころではない、
警告が届いた。
次に同じ事を繰り返したら、ブログを全削除すると、
告げられている・・・。
お前のその顔がすでに犯罪だとも・・・。
オレが一体、何をしたと言うんだ。
ここに書き込んだ数々の文言など、
ただのコミュニケーションではないか。
セクハラだと?ただのウィットに富んだ、
アメリカンジョークさ。それがわからないなんて、
日本人はこれだからイヤなんだ。
よし、見ていろ。オレはブログを卒業して
テレビ番組の司会者にでもなるかな。
クイズ・タイムチョップ!。
青山実花さん、あなたも出場して椅子を
ぐるぐる回されなさい。
田宮ごめんねジロー。
青山実花
コメントありがとうございます。
昔はネットもなく、
誰もツッコミを入れなかったので、
映画が自由に作れたのでしょうね。
青山実花
コメントありがとうございます。
あ、わたくしも、田宮ごめんねジローさんのお噂は
聞いております。
何でも、ソネット事務局さんへ、
田宮ごめんねジローさんのブログを絶賛する声が多く届けられ、
おかげで、
もうそろそろ、ブログという形でなく、
ソネットが発行する冊子、「日々是ソネット」に、
コラムという形で、
ご自分のお考えを表現なさってほしいという
依頼が来たとか。
本当におめでとうございます。
長い間、ブログを続けてきた甲斐があったというものですわね。
コラムで有名になれば、
次はテレビ出演ですわね。
そうですね、最初は、
田宮ごめんねジローさんの知性と教養をひけらかせる、
クイズ番組の司会などがよろしいですわね。
え?第一回目の回答者に、
わたくしをご指名なさってくださるのですか?
わかりました、お引き受けいたしましょう。
おそらく全問正解して、
パネルは全部、わたくしのものですわ。
・・・あ、間違えました、
それは児玉清さんのアタック26でしたわね。