
〔2016年/アメリカ〕
幼い頃、自閉症と診断されたクリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)。
大人になったクリスチャンは、
数学に天才的な能力を発揮し、
会計士となっていた。
ある大企業から、財務調査を依頼されたクリスチャンは、
重大な不正を見つけるも、
なぜか、調査の打ち切りを宣言される。
クリスチャンはその日から、
何者かに命を狙われるようになる。
さらに、最初に不正に気付いた、
女子社員・デイナ(アナ・ケンドリック)も狙われていると知り、
彼女の元へ駆け付ける。
今、まさに、デイナを殺そうとしている男たちを、
瞬殺したクリスチャン。
彼の正体は一体・・・。
試写会で観た。
これは、どこまで書いたらいいものか。
試写の前に、映画会社さんの方から、
「感想をどんどんネットに載せて下さいね。
ただし、ネタバレしない程度に」と言われたけれど、
色々ありすぎて、どこまでがネタバレなのか分からない。
まぁ、ベン・アフレック演じる主人公・クリスチャンが
腕利きのスナイパーだって事は、
ポスターのコピーで分かるから
書いていいんだろうけど。
クリスチャンが自閉症というのも
書いていいのか迷ったけど、
これは、彼の最大の個性であり、
これを言わずして、彼の人物像は描けないので、
記す事にした。
この、自閉症という個性が、
今までのアクション物とは、
映画の印象を全く別のものにしている。
「昼は○○、夜は○○」という作品は、
過去にも無数にあるけれど、
彼は、その個性ゆえ、
他人の事など気に掛けない、
他人の顔色を読んで、
次の行動を決めるような事もない。
そんな彼だから、
アナ・ケンドリック演じるデイナの命を守るため、
彼女のマンションに駆け付けた場面には、
ちょっと胸ときめく。
他人の事などどーでもいいクリスチャンは、
当然、女性とも無縁で生きてきた。
(ハッキリ明言した場面は無いけど、おそらく)
それが、なぜかデイナの事になると
一生懸命になる自分に、
彼自身が戸惑っているように見受けられる。
いい年したおっさんだというのに、
女性に関してはまるで中学生。
私生活で多くの女優と浮名を流してきた
ベン・アフレックが演じる役とは思えん(笑)。
ここに書いた物語は、ほんの一部で、
クリスチャンの幼少期や、
彼を極秘に捜査する、国の機関の存在が描かれる。
それらも、中々面白い。
彼の捜査をする女性捜査官の物語で、
映画が1本作れそう。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
green_blue_sky
私の好みの映画そう。
ニッキー
hatumi30331
見たくなるようなお話し!
タイトル、しっかり覚えておくよ。^^
今夜もお月さんが、綺麗でした。
裏・市長
クリスチャンが自閉症!?。
・・・知りたくなかった・・・。
もう、この時点でネタバレじゃん!って、
憤慨してる人がいたりなんかしちゃったりして。
「自閉症」とか「発達障害」とか
よく聞くけれど、なんでもかんでも「自閉症」と
ひとくくりにしていいものなのか、出来るものなのか。
会計士、副業殺し屋までこなせる人間が、
「自閉症」なのか?。
「自閉症」はひとつの物事に
異常なまでの執着を持つと言われる。
・・・あ、ボクも自閉症だわ。間違いない。
ブログをやってる人だって、多かれ少なかれ、
「こだわり」はあろう。
あの有名店の有名シェフだって、
「ワシはこの材料しか使わない!」。こだわってるぅ~。
これから「オフ会」などの名称は廃止しようぜ!。
ブロガーの集まりは
「自閉症患者の会」とかにしようぜ!。
レストランも同じく、5つ☆自閉症シェフの店!。
「彼の捜査をする女性捜査官の物語で、
映画が1本作れそう」。
・・・あ、コレ今、映画制作者に
大いなるヒントを与える発言かも?。
視点を変えた2本立てとかおもしろいかも?。
(本日のコメントは自閉症患者に対する
差別や偏見を助長する意図はなく、
各自の個性までをも病気と診断するのは
いかがなものかと問うております)。 MHK。
青山実花
コメントありがとうございます
ベン・アフレックはいいですね。
私も大好きです。
青山実花
コメントありがとうございます
奥様、楽しみですね。
中々面白かったです。
青山実花
コメントありがとうございます
ぜひWOWOWで放送されたら、
観てみて下さいね。
冬の空は綺麗でいいですね。
青山実花
コメントありがとうございます
クリスチャンは凄いです。
もう、一瞬にして、
ジグソーパズルを完成させ、
暗算も瞬時にこなし、
帳簿を徹夜で調べて、不正を発見するのです。
・・・って、これもネタバレ?(笑)
> ・・・あ、ボクも自閉症だわ。間違いない。
裏・市長さんからのコメントを読ませていただいていると、
確かに、映像などに関して、強い拘りを感じますね。
とても一生懸命です。
私も同じです。
人様とお話していると、
自分は人より拘りが強いのではないかと感じる事が多いです。
それは自分の事だけにとどまらず、
例えば、親しいお友達が、
観たいと言う映像があると、
何とかならないかと、必死になってしまったり・・・。
それはもう、私の個性であって、
行動的とか、積極的というのとは、また別なんですね。
だって普段の私はぐーたらで、
何一つ行動的な事はしてないんですもの(笑)。
> 大いなるヒントを与える発言かも?。
スピンオフみたいなお話ができたら、
面白いですね。
だって、本当にこの女捜査官、
クリスチャンなんかより凄い過去があるんですから(笑)。
(本日はコメンテーターに裏・市長さんをお迎えし、
大変貴重なお話をお伺いいたしました。
このお話を参考に、
人の「拘り」についての研究が、
ますます進む事を切に願う次第でございます)。 TBF。
るね
今年もよろしくお願いします。
TVCMで見て気になっていた映画ではあるんだけれども
結局観に行かないのだろうなと(-_-;)
映画館なんてもう何年行ってないだろ……
青山実花
コメントありがとうございます。
いえいえ、
これを書いているのは2018年12月29日です。
私の方がよほどマヌケです。
最近、ブログの更新がありませんが、
いかがお過ごしでしょうか。
お元気ならいいのですが。