
〔1983年/日本〕
伊賀の山奥で、
祖父から厳しい忍者修行を受けている、
伊賀野カバ丸(黒崎輝)。
ところが、祖父が突然亡くなり、
遺言により、
カバ丸は、東京の私立高校・金玉(きんぎょく)学院に編入学する事になった。
学院の理事長・大久保蘭(朝丘雪路)は、
祖父のかつての恋人なのだ。
大久保家に下宿したカバ丸の無神経さに、
理事長の孫娘・麻衣(武田久美子)は辟易する。
麻衣は、
女生徒の憧れの的である目白沈寝(真田広之)に
夢中なのだ。
沈寝は表向き生徒会長だが、
裏では学院の番長たちを取り仕切る男。
カバ丸は、そんな沈寝から、
ライバル校・王玉学院の倒してくれと頼まれ、
剣道大会に出場することに・・・。
誰にでも想像がつくであろうが、
最初から最後まで、
馬鹿馬鹿しさのオンパレード(笑)。
私は観るまで、主演は真田広之だとばかり思っていたので、
ちょっと意外だった。
その真田広之の登場シーンに爆笑。
彼は、お姫様カットともいうべき、
変な髪形して、
顔が真っ白で、
女生徒にモテモテだという(笑)。
この役は、真田さんより、
京本政樹が演じた方がしっくりくる気がする。
京本政樹って、
他の作品で、こんな役を演じた事なかったっけ?
髪形といえば、
黒崎輝は、忍者修行をしていたという割に、
東京に出てくる時は、
めっちゃ綺麗な聖子ちゃんカット(笑)。
1983年の頃は、
女の子だけでなく、男の子も聖子ちゃんカットしていたのねぇ。
そんなこんなでドタバタが続くわけだけれど(笑)、
クライマックスの、
金玉学院と王玉学院の
本格対決の馬鹿馬鹿しさったら(笑)。
近代五種競技というから、
どんなものかと思ったら、
高い所から飛び降りたり、
大食いしたり、
車にしがみついたり、
こんな勝負に勝っても、嬉しくないわ!(笑)
JACのタレントって凄いだろぉ、と
言ってる気がした(笑)。
なんだか続編が作られそうな終わり方だったけど、
作られた気配は・・・ないようだ(笑)。
原作を読んでみたいけど、
でも古い漫画だし、
買ったら高いだろうなぁと思っていたら、
図書館にありました!
すぐ予約入れました(笑)。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
裏・市長
振ってある青山さんのセンスが素晴らしい。
そうだ、あらぬ誤解を受けてはいけないものね。
王玉学院にはふりがなを振ってない
青山さんの放置っぷりが素晴らしい。
そうね、どう読まれても別に青山さんの人生に
そんなに影響はないものね。放置で正解。
この映画は千葉真一、野際陽子夫妻の
やりすぎ感てんこ盛りのメイクっぷりも素晴らしい。
高田純次さんがこれほど無責任に出世するとは、
この時点では誰も想像つかなかっただろう。
まだ東京乾電池のその他大勢から、
ちょっと頭出てきたかな?って頃だ。
続編は作るつもりバリバリあったと思われる。
黒崎輝さんはこの後、カバ丸役のまま
週刊マーガレットのCMに半年ぐらい出ておられたので。
でもアニメも不発に終わってしまい、
翌年、同じほぼ同じような顔触れで、
「コータローまかりとおる!」の映画化にシフトするのであった…。
こっちも外国の王女さまのパンツ争奪戦という、
中身は「ほぼない!」映画なのであった・・・。
まるたろう
映画化されていたとは知りませんでした。
向日葵
漫画大好き少女の慣れの果てとして、耳にはしていましたが、
いかんせん、年齢的にこの手の馬鹿馬鹿しいものを
一番、受け付けられない女子になっていたので、
読んだことは全くありません。
それでも大体の話の内容はそこはかとなく入って来ていましたから
往時の人気度が知れようと言うものです。
「図書館に一式あった」なんて!
まさに「伊賀野カバ丸」!!!
ぼんぼちぼちぼち
ちょっと観てみたいでやす(◎o◎)b
波浪
コータローまかり通るも絶品で大笑いしました。真田広之も志保美悦子もノリノリで、DVD化してないのが不思議なくらい名作です。
Rchoose19
そういえば、『いつかどこかで』って言う題名だと思ったんですけど、
スーパーマンの役者さんが出ている古い映画を知りませんか?
KENT1mg
青山実花
コメントありがとうございます。
いやいや、
普通にこの文字を見て、
良識ある大人ならちゃんと考えて読むのでしょうが、
一部の人の中には、何も考えずに読んでしまうかたも
おられるのではないかと(笑)。
私の品格が疑われるのは困るので。
(そんなもの、誰もあるとは思っていないでしょうが^^;)
私も、野際陽子さんが出ていることに
ビックリしました。
この頃はまだ、ご夫妻は仲が良かったんでしょうね。
愛する夫のためなら、
どんな事も厭わない、野際さんの心が見えるようです^^;
>週刊マーガレットのCMに半年ぐらい出ておられたので。
やはり続編作る気満々でしたか。
作ってほしかった気もしますね。
どんなものが出来ていたのか。
そこまで言われると、
「コータローまかりとおる!」が
楽しみで仕方ありません。
どんな映画なんだろ^^;
青山実花
コメントありがとうございます。
古い少女漫画ですよね。
私もうっすらと読んだ記憶があるのですが、
たしかとってもくだらなかったような^^;
図書館で借りて、確かめてみます!(笑)
青山実花
コメントありがとうございます。
そうでした、
少女漫画の半分プロのような向日葵さんなら、
タイトルをご存じでしょう。
読んだことがないとは、
ちょっと意外です。
先に私が読んでみますので、
面白かったら、お伝えします。
たぶん、向日葵さんがお住まいの地域の図書館にも
所蔵されているのではないでしょうか^^
青山実花
コメントありがとうございます。
武田久美子さんは、
当時アイドルだったでしょうに、
このようなバカバカしいものに、
よくぞ付き合ったという感じです^^;
ぼんぼりさんにも観てほしいです~。
青山実花
コメントありがとうございます。
確かに、バカバカしくはありますが、
かと言って手抜きというわけではなく、
出演者の皆さんが、
一生懸命というのは伝わってきますね。
だからいまだにファンの方も多いのでしょう。
「コータローまかりとおる」、
やはり「カバ丸」とセットでタイトルが出てくるかたも
多いようですね。
今度必ず観てみます!
青山実花
コメントありがとうございます。
えーーーー!
彼氏ーーーー!
何役の人でしょう。
気になる、気になる~。
今度お会いしたら教えてくださ~い♪
スーパーマンのクリストファー・リーヴの
それらしい映画といえば、
「ある日どこかで」ではないかと思います。
評価も高いようですよ。
私も未見なので、今度観てみますね。
青山実花
コメントありがとうございます。
KENT1mgさんのコメントを読んで、
ますます原作が読みたくなりました。
どんだけバカバカしいんだろ^^;
楽しみです~。