〔2013年/アメリカ〕
ドラッグ中毒のミア（ジェーン・レヴィ）は、
今の状態から脱するため、
兄と友人たち5人で、山小屋に籠る事になる。
小屋に入った途端、
「異臭がする」と言い出したミアだが、
「ドラッグのせいで神経過敏なのだ」と言われ、
本気にされない。
しかし、地下室に入ると、
無数の動物が天井から吊るされ、それが腐敗し、
大変な悪臭を放っている事がわかる。
そして、そこに置いてあった気味の悪い書物。
何かの皮で作られたような表紙と、
血で書かれた文字。
仲間の一人が、意味の解らない言葉を口に出して読むが、
それは、邪悪な死霊を呼び起こす呪文だった。
死霊はミアに憑りつき、
兄や仲間たちを次々襲い始める。
そして襲われた人間もまた、
死霊に憑りつかれてゆく・・・。
サム・ライミ監督の、
ホラー界の名作と言われる、同名映画のリメイク。
けれど私はオリジナルは未見。
そもそも、スプラッター映画の、
名作と、そうで無い物とは、
どこで判断するのかがよく分からない。
名作のリメイクは、とかく叩かれがちだけれど、
この映画が、
評価のどの辺に位置されるのかも分からない。
ただ、一本の映画として、
普通に面白く観られた。
あっと言う間の1時間半。
とにかく気持ちの悪い事がいっぱい続く。
（当たり前だ(笑)）。
血がいっぱい出るし、
体は切り刻まれるし。
電動で肉を切る機械が、
一歩間違えば、殺人の道具になる事も、
なるほどーって感じだったし、
電動で釘を打つ機械なんか、
空中で作動させると、
あんな風に釘が飛び出す事も初めて知った。
（万が一、使う機会があったら気を付けたい(笑)）。
ラストの戦いも見入ってしまう。
月並みだけど、「早くー！」って感じで。
広い劇場にお客さんは6人だけ(笑)。
わざわざ観に行く人は少ないか。
なにせ、「死霊」の「はらわた」だもんね。
「死霊」はともかく、
「はらわた」ってタイトルに付けちゃう、
ネーミングセンスが凄い。
ぐちゃぐちゃな感じが、それだけで伝わってくる。
オリジナルを観てみたい。
評価 ★★★☆☆
この記事へのコメント
原みつる
昔のは観たと思うけど・・・覚えてない（＠＾＿＾)ゞﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
これ観たいなぁ～ ｱﾀｼσ(￣ ￣〃)の好きそうな映画ですもんね＾＾
それにしても劇場に6人ってのはさみしいですよね。 でも少ないほうが怖い映画はいいかもね。ドキドキできちゃう(≧艸≦)ﾌﾞﾌﾞﾌﾞ
don
ホラー大丈夫なんですね。
ぼくはドキッとする映画は、寿命が縮みそうで・・・
釣りバカ日誌のＤＶＤを借りてるので、今度ゆっくり
見る予定です。ああいう「のんびり」したのが、好きです＾＾
青山実花
コメントありがとうございます。
私もこの映画を知った時、
「原さんは絶対オリジナルを観られているだろうなぁ♪」と
思いました。
このリメイクも気に入られるのではないかと思います。
本当に、劇場であまりに人が少ないと、
数えちゃいますね(笑)。
ちなみに内訳は、男性1人・女性5人です。
そんな事を観察してる、私も私ですけど(笑)。
青山実花
コメントありがとうございます。
大丈夫というほどではないのですが、
一般の劇場にかかる程度のホラーなら、
許容範囲内かと思いまして、
挑戦してみました(笑)。
（マニアックなホラーになると、
もっと目を背けたくなる作品もあるようです）
「釣りバカ日誌」を借りられたんですね。
楽しみですね。
私は1作目しか観た事がないのですが、
いつか寅さんのように、制作順に観ていきたいです。
三國連太郎さんも出られているし。
ペタッキ
血みどろでしたネ。
青山実花
コメントありがとうございます。
ペタッキさんはホラーにお詳しそうですね。
カテゴリーの「映画」を見せていただくと、
本当にすごいなと感心しています。
「セルビアンフィルム」は以前から気になっていますが、
やっぱり観たらトラウマになりそうですよね・・・。
desidesi
今にして思えばエポックメイキングなホラーだったと思います。
たしか鉛筆を足首に刺しちゃうっていうシーンが、
超痛そうで、思い出しただけでも、ヒューってなっちゃう。
これとサンゲリアのCMのせいで、以来、尖端恐怖症気味です。
友達と「もうホラーは二度と見ない」って誓ったものです。
青山実花
コメントありがとうございます。
オリジナルは未見なのですが、
きっと今までになかった種類のホラーだったのでしょうね。
「サンゲリア」も未見なので、
youtubeで予告を観てみました。
ちょっと興味あるかも(笑)。
ソフトがあるなら観てみたいです(笑)。