「ブレイクアウト」

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〔2011年/アメリカ〕


超豪華な邸宅で暮らす、
ニコラス・ケイジとニコール・キッドマン夫妻。
ケイジはダイヤモンドのディーラーとして、
仕事に忙しい。


彼らの娘・リアナ・リベラトは、
思春期に入っており、パーティに行く行かせないでモメている。
一度は諦めて自室に入ったリベラトだが、
キッドマンの目を盗んで、
出掛けてしまう。


そんな時、チャイムが鳴った。
警察官が、「強盗が多発しているので巡回に来た」と、
インターフォン越しに告げる。
ケイジがドアを開けた瞬間、
事件が起こる。


覆面をした4人の人間が、
ケイジに襲い掛かってきたのだ。
彼らこそが本物の強盗で、
ケイジとキッドマンは捕まってしまう。


犯人たちは、ケイジがダイヤを扱っている事を知っており、
金庫を開けろと命令する。
しかし、ケイジは何故かそれを拒否する。
そんな修羅場の中、
リベルトが帰宅、
事態はますます悪化してゆく・・・。





昨日は、ニコラス・ケイジの映画をハシゴしちゃったよ。
石川三千花さん風に言えば、ケイジ物2連発。
濃い一日だった(笑)。
本作と、もう一本は、「ハングリー・ラビット」。


なんでケイジはこんなに頑張る?
と、それは、
天文学的にあるという借金の返済でしょ、
というのが大方の見方のようだけれど、
まぁ、それも憶測で、
ただ単に、仕事に目覚めたのかもしれない(笑)。


それにしてもこの映画、
ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンの共演なんて
今まであったかな。
二人共、大スターなのに、
なんか質感や作品選びが違う気がして、
記憶にないのだけれど。


2人は夫婦という設定で、
しかし、ケイジは何か考える所あるらしく、
何となく上の空。
キッドマンからキスを求めても、はぐらかす様子まで感じられて、
とっても贅沢で、身の程知らずな役よ(笑)。
まぁ、その理由も追々分かるのだけれど。


映画自体は、
“シチュエーションムービー”とでもいうのか、
出来事の99%は、
ケイジの豪邸の中で起こる。


強盗団に襲われ、
銃を突きつけられ、
「もはやこれまでか!?」と思うと必ず、
邪魔が入ったり、仲間割れしたり、
ドタバタドタバタ、その繰り返し。


でも、いいや。
ケイジとキッドマンの2人を、同じスクリーンで観られただけで、
めっちゃ満足。
しかも、あの豪邸。
一度でいいから、あんなお家に住んでみたい(笑)。


評価 ★★★☆☆

この記事へのコメント

  • 原みつる

    ニコラス・ケイジの映画多いですよね~
    アタシσ( ̄  ̄〃)も借金があるから・・・って聞いたことあるんですけど。。。
    でもこれだけ出ていると寝る暇もないんじゃないでしょうかね?すごい!
    2012年06月29日 20:03
  • don

    そういえば、さだまさしは35億円の負債(長江でつくった借金)
    を完済したそうですね。精力的に仕事されてましたからねぇ^^

    借金が芸術を生み出したのなら、
    それはそれで素晴らしいことだと思います♪
    2012年06月30日 15:02
  • 青山実花

    原みつるさん
    コメントありがとうございます。

    ニコラス・ケイジは未納税金だけで、
    12億円(!)もあるそうですね。
    何でそんなに溜めこんじゃうんだか(笑)。
    寝る暇もないほど働かないと、
    返せない額ですね。
    私は庶民で良かったのかも(笑)。
    2012年07月01日 00:17
  • 青山実花

    donさん
    コメントありがとうございます。

    さだまさしさん、35億円を完済しましたか。
    そうなると、そこまでお金のかかった「長江」という映画に、
    興味を覚えます。
    いつか観る機会があるといいのですが。

    しっかし、さださんの借金の理由に比べて、
    ニコラスの浪費の馬鹿馬鹿しさったら!
    ウィキペディアで読んでも、
    呆れるを通り越して、笑えます。

    >借金が芸術を生み出したのなら

    本当ですね。
    借金のせいで、ニコラス・ケイジが精力的に仕事をしているのなら、
    それはそれで嬉しいです。
    私は彼の映画が好きです。
    どんな駄作でも、凡作でも、
    何か味わいがあって、面白いんですもの♪
    2012年07月01日 00:28

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