「Dr.パルナサスの鏡」

DoctorParnassus.jpg
〔2009年/イギリス・カナダ〕 


とにかく映像が綺麗。
ストーリーはあるような無いような、
不思議な夢を見ているような、
ブラックな味わいのファンタジー。


そして何と言っても、公開時、話題になったのは、
主役であるヒース・レジャーが撮影半ばに、
突然死してしまった事。


その代役を、
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が務め、
なんとか完成させたという映画。


でも、とても不思議なファンタジーなので、
主役が代わっても、
最初からそういうストーリーだと言われれば、
そういうものかと納得しそうなくらい、
全く違和感なく観られる。


これが、ストーリーの骨格がしっかりとした、
シリアス物だったら、そうはいかなかったのではないか。


物語の舞台である、
胡散臭い見世物小屋の主は、
1000歳のお爺さん。
昔、賭けに勝って、不老不死の力を与えられたのだ。


しかし、彼は言う、
「永遠に生きる事は、永遠に苦しむ事」と。


分かるよ、分かりすぎる。
もし誰かから「不老不死」にしてあげると言われても、
私は絶対お断りだ。
全ては終わりがあるからこそ美しい。


評価 ★★★☆☆

この記事へのコメント

  • macaron

    あけましておめでとうございます☆
    今年もよろしくお願いします(^^)

    この作品はストーリーよりも映像で魅せてくれましたね。
    ヒース・レジャーの遺志を彼と交流のあった3人が
    受け継いでくれたのも嬉しかったです。
    最初からこういう設定でも違和感なかった感じですね。
    2011年01月05日 21:16
  • 青山実花

    macaronさん

    こちらこそ、
    あけましておめでとうございます。
    それから、コメントありがとうございます。

    ほんとほんと、
    観る前は、
    「主役が3人も代わるって、一体どんな映画なんだよ??」と
    不思議だったのですが、
    これがもう、違和感が無くてビックリ!
    映像の繋げ方が物凄く上手いですよね。
    「転んでもただでは起きない」とはこの事ですね(笑)。
    2011年01月05日 22:02

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