「泥棒野郎」

泥棒野郎.jpg
〔1969年/アメリカ〕


アメリカでも特に治安の悪いスラム街で生まれ育ったと自称する、
ウディ・アレン演じる主人公。


ひ弱でドン臭くてやられっ放しの毎日だが、
真面目に働こうという気がないのは、
周囲の人間と同じ。
大人になっても、盗みをしたり、銀行強盗を働いたり、
そしてその度失敗して、ムショに入って、
入ったら入ったで、脱獄し、
最後は、前科53犯、800年の刑という男のオハナシ。





馬鹿馬鹿しい小ネタ満載。
小心なくせに、
次から次へと悪事を思いつくアレン。
爆笑はしなかったけど、
「くだらねー」とクスクス笑いながら観た。


まるで主人公が実在の人物かのように、
ナレーションで解説が入り、
両親や近所の人が、
彼の幼い頃のエピソードを、
インタビュー形式で話すなど、
ドキュメンタリータッチなのも可笑しい。


評価 ★★★☆☆

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